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zoom RSS 平成29年度 春季 京都非公開文化財特別公開 鹿王院へ

<<   作成日時 : 2017/06/11 02:00   >>

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5月5日(金・祝)は、「平成29年度 春季 京都非公開文化財特別公開」の鹿王院に行きました。鹿王院は通常公開されてるので、寺宝の公開がメインです。

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昨日は平安郷に行きましたが、その前に鹿王院に寄りました。まだ拝観時間の30分前でしたが写真だけ撮りました。それが下の写真で看板が傾いているのがお分かりかと思います。

総門を入って右手に拝観受付所があります。ここは紅葉の時期以外は使われることはありません。そこで京都市文化観光資源保護財団からいただいた拝観券で入りました。これで遍照寺・厭離庵・鹿王院と無料で入ることができました。

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9時の拝観開始に、私は3番目。後続も来られなかったので、秋なら見事な紅葉のトンネルとなる参道も綺麗に撮れました。

参道には鎮守社がありますが、寄り道せず参道を進むと中門があります。

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そこをくぐると禅宗寺院らしく雄大な庫裏があって、紅葉の時期以外は、ここで拝観受付をされます。(呼鈴を押すと、奥から出て来られます)

庫裏から入って、先ずは客殿に入りますが、普段は閉まってる扉、この日は開いてます。何度か来てる鹿王院ですが、客殿に入るのは初めてです。

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この時、まだ2人だけでしたので、案内はまだ始まらず、まずは舎利殿と、借景の嵐山を撮影・・・そしたら学生さんの案内が始まりました。

室町幕府3代将軍・足利義満が1380年(康暦2年)に、足利家の繁栄と自らの長寿を祈らんと、春屋妙葩(しゅんおくみょう)を開山に建立した宝幢禅寺(ほうどうぜんじ)です。宝幢禅寺はその後衰退し、鹿王院だけが残ったといい、現在は臨済宗の寺院。室町時代に任庵主が作庭した名園がありましたが、惜しくも廃絶し、現在客殿南側に広がる庭園は1763年(宝暦13年)頃に作庭され、遠く嵐山を借景にしています。

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客殿は1890年(明治23年)の頃の再建で、中央には室町幕府3代将軍・足利義満筆の扁額「鹿王院」が掲げられています。(写真は、客殿を降りた所から撮りました。全景を撮るのは不可能です。)

学生さんの案内、ここは上手でした・・・と言うか普通でしたね、遍照寺、厭離庵が聞くに堪えない案内だったから。寺宝は3点すべて重要文化財に指定されてるものでした。

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上、普明国師遺偈(1388年・嘉慶2年)開山の春屋妙葩(しゅんおくみょう)が死の2日前に書いたもの。下、夢窓国師筆「屋道号」(おくどうごう)及 偈頌(げじゅ)(1346年゜・貞和2年)夢窓疎石が自身の甥である春屋妙葩に与えた字号と偈。

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玉畹梵芳(ぎょくえんぼんぽう)筆「蘭石図(らんせきず)(室町時代)作者の玉畹梵芳は、春屋妙葩の弟子で建仁寺と南禅寺の住持をつとめた人物です。

普段通常公開されてるので、この寺宝を見に来たようなものです。これで帰っても良いんですけど、勿体ないので当然回ります。次ぎに客殿横の渡り廊下から特別公開されてる茶室「芥室(かいしつ)の見学です。
 
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ここは通常非公開のため特別公開なんですが、昨年の秋に「夜の特別拝観」があって、その時ここで呈茶をいただきました。この日は撮影禁止でしたので、昨年の写真を使ってます。

この茶室は、映画俳優の大河内傳次郎が1934年(昭和9年)に贈ったもので、掛け軸は、鹿王院や相国寺で住職を務められた橋本独山(はしもと どくさん)筆によるもの。

次ぎに客殿を降りて、渡り廊下を通って昭堂(本堂)に向かいます。昭堂は開山堂と仏堂を兼ねています。

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ここでも学生さんが案内をしてくれました。内部は撮影禁止のため、写真は2009年(平成21年)12月に訪問した時のものです。

堂内中央には本尊の釈迦如来坐像と十大弟子像が、また、右には開山である普明国師像があって、さらに左側には足利義満の衣冠束帯姿の像が安置されていました。

最後が舎利殿です。ここは昨年の「夜の特別拝観」では公開されなかったので、私自身は久し振りの訪問です。


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ここでも学生さんが案内してくれました。堂内は撮影禁止のため前途と同じく2009年(平成21年)12月のものです。今回の特別拝観のため、毎年10月15日に仏牙舎利が開帳されます。(写真は閉まっています)

舎利殿中央には多宝塔があり、その中には仏牙舎利が安置されています。この仏牙舎利が宋から博多に到着したのが10月15日で、毎年その日に御開帳されています。その仏牙舎利を囲むように四天王を配置。天井には龍図があって、この仏牙舎利を大切に守られてるそうです。また、堂内の壁面には、十六羅漢図の16幅の内、8幅が掛けられていました。作者は圓山應擧の弟子、山跡鶴嶺(やまあとかくれい)と言われています。

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こちらは鹿王院庭園ですが、いつもなら客殿前から見る庭園も、舎利殿から見ると違って見えますね。(庭園は、こちらから見るように造られていませんから。

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舎利殿の南側です。向にみえているのが嵐山ですが、ほぼ木々で見えないですけど・・・客殿を見るとボチボチ人が増えてきました。

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これで全て見終わったので、客殿から昭堂(本堂)を通って、客殿に行き、ここを出ることにしました。

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案内が4箇所もあったことから、ここには9時に入って、庫裏を9時40分に出ました。最後に客殿前に腰を降ろして庭園を少しばかり眺めてましたが・・・。

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帰りに寄ってみた鹿王院の鎮守社です。赤い鳥居の社殿には「春香稲荷大神」と扁額が掲げられてました。

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帰りも青モミジのトンネルを撮りながら、総門まで戻り拝観受付所も撮れました。総門前は駐車場ですが、数台が止まっています。ここには45分に出て、ここだけで帰りました。

前にも言ったかも知れませんが、今回の「平成29年度 春季 京都非公開文化財特別公開」は大きく分類したら嵯峨地区と大原地区とに別れてて、本当の意味の特別公開は無かったです。ですから無料招待券だけで済ませた次第です。

【鹿王院 茶室「芥室」】

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