東本願寺の文化財特別鑑賞に参加

5月12日(土)に、京都市文化観光資源保護財団主催「東本願寺」文化財特別鑑賞に参加してきました。

京都市文化観光資源保護財団会員限定の鑑賞会で、募集人員100名のところ、多分120名ほど参加し、午後14時にスタート。 阿弥陀堂の作業現場や、非公開の諸殿を見られるとあって、この日が待ち遠しかったです。


受付時間の13時30分に東本願寺には着きましたが、時間があったので、境内を散策。写真は、工事中の御影堂門です。

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ここは、残念ながら見る事はできませんでした。本音は、ここが一番見たかったです。残念でした。

当日は、季節外れの冬型の気圧配置となって、北風が吹く大変寒い一日でした。最高気温も16℃と4月中旬頃の気温で、ジャンバーを着て参加。それでも寒かった

京都タワーから見た、工事中の阿弥陀堂

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白い素屋根に覆われた阿弥陀堂。今日の鑑賞会の目玉で、最後に見られます。
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鑑賞会は、この阿弥陀堂前にある修復事務所の前でしたが、このように冷たい風が吹き付けるあいにくの天気で14時にスタート。参加者は、胸にワッペンを貼ってますが、13時30分に受付を済ませて、境内を散策していたら、胸のワッペンが無くなっている。一瞬真っ青になりましたが、待合室の床に張り付いてました。 それほど直ぐに剥がれてしまうワッペンで、参観中も2度程行方不明に、今度は、鞄に張り付いてたんです。

話がそれましたが、14時になって、120名程の大人数で、境内を移動。非公開の大寝殿で、新宗大谷派宗務所・修復事務所の蒲池誓氏から「東本願寺の成立と再建について」の講話を30分程度、聞きました。この大寝殿には、竹内栖鳳の障壁画を見ることができました。

その大寝殿から見た、菊の門と手前の真宗本廟視聴覚ホールです。

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1911年(明治44)に完成した。このように裏側から見られるのは大変貴重なもの。通常は、烏丸通りから菊花の紋章が見られます。 手前は、真宗本廟視聴覚ホールは、地下にある自然光を取り入れ、毎日、法話とビデオ上映が行われています。

約120名を2班に分かれますが、それでも約60名で移動します。次に白書院へ向かいます。その白書院の前にあるのが、能舞台です。

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能舞台の奥に見えているのが、大寝殿です。能舞台は、1880年(明治13)に建てられ、白書院を観覧席に見立てています。能舞台は,通常非公開です。

その白書院は、写真右です。

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白書院は、1911年(明治44)の親鸞聖人650御遠忌に際して、再建され、現在は、来賓設定用に使われています。

撮影に夢中になっているところ、次に非公開客御殿へ。

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宮御殿南側の庭園は、四季それぞれに楽しめるようなっいるそうです。 中で説明されてたんですが、先に庭園を見せてもらいました。

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宮御殿は、大宮御所の御殿を1901年(明治34)に再建されたもので、室内は、綺麗な大和絵で飾られてました。

再び、大寝殿に戻って、少しだけトイレ休憩のあと、全員揃って、御影堂でお参りしたあと、いよいよ、修復工事中の阿弥陀堂の工事現場へ。

修復工事の見学は、3階にあります。エレベータはありますが、階段かエレベータかを選びますが、出来れば階段で案内がありました。私は、エレベータ嫌いなんです。 もちろん階段で上がりました。 工事現場で通常は、ヘルメットを被りますが、大人数のため、ヘルメットは無し。良かった

上がってみると、第一印象は、「広いなぁ」と思いました。ここは門徒が多いので、全国から見学に来られるでしょう。

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このように、工事現場を見られるのは、もう二度とないでしょう。次の工事が100年先かどうか分かりませんが、貴重なものを見せて貰いました。この工事の特徴は、ゴミを出さないことで、再利用・再資源化されてるようです。工事現場での説明は、室内?で、カンカンとトンカチの音が絶えず鳴り響いてるため、殆ど聞こえなかったの、本音です。 完成は、2015年の暮れとのこと。待ち遠しい。

この阿弥陀堂を覆う素屋根は、2009年に修復工事が終わった御影堂に使われたものです。工事終了後に御影堂から阿弥陀堂にスライドしてきたんです。当時、テレビのニュースで何度も取り上げられました。ここでの説明が終わると、外に出て、御影堂の説明を受けました。寒いので、外に出ない人も何人か・・・。

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大屋根をこのように間近で見られる機会は、もうないでしょう。感激です。修復が終わった金色の金具は輝いており、往時の面影を復活させています。

東を見ると、叡山や大文字山などの山麓や、眼下には、御影堂門が見えています。

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何度も言いますが、ここからの風景は、二度と見られないでしょう。

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東山連峰も綺麗に見えています。14時始まりましたが、太陽が出て、西日に照らされて綺麗です。

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左に比叡山。御影堂の屋根とツーショット。屋根は、修復なって美しい。

西を見ると、西本願寺の大伽藍、伝道院が見えました。

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鑑賞会は、14時から16時30分の予定で、もうこの頃には16時30分に近づいていました。そのため、西側は思い切り逆光となりました。冷たい風が吹き付け、寒いこと寒いこと、我慢せず、厚着のジャバーを着るべきでした。 帰りのバスの時間も切迫して、急いで下りようとしたら、今度は流れでエレベータに乗ってしまいました。

東本願寺は、1602年(慶長7)の創建以来、今まで4度の火災に見舞われており、江戸末期の蛤御門の変で全て焼失しました。そのため、伽藍は、明治になってから再建されたものです。西本願寺が世界遺産に選べれて、東本願寺が選ばれなかったのは、そのためでしょう。 今日、見せてもらった諸堂は、東本願寺の門徒の方なら、予約して見られるみたいですが、お寺の方の解説付きで見られて良かったです。このような機会を今後も期待したです。

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