大徳寺山内で一番古いお寺 大徳寺塔頭 龍源院へ

瑞峯院を出たのが9時20分。大徳寺本坊の拝観開始が9時30分です。普通はそちらに向かうでしょう。しかし予定では9時50分には孤篷庵に向かいたいので、残り時間は20分しか時間が残っていません。そこで次ぎに向かったのが、常時拝観寺院である大徳寺塔頭 龍源院です。孤篷庵に行けば大徳寺本坊には再び山内に戻ることになります。それでも龍源院を選んだのは「間違いなかった」と後で分かりました

瑞峯院から龍源院には歩いて直ぐで、2分もかからず表門に着きました。

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ここも瑞峯院と同じ8年振りの再訪です。1502年(文亀2年)建立で国の重要文化財に指定されています。

門を入って右手に拝観受付がありますが少しだけ左に行きます。その突き当たりに唐門が見えています。

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ここも創建当時から残っており、国の重要文化財に指定されています。

少し寄り道をしましたが、右手を進み庫裏に入ります。

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入って右手に拝観受付がありました。そこで拝観料400円を納めます。

龍源院は1504年(永正1年)、大徳寺73世東渓宗牧(とうけいそうぼく)を開祖として能登の畠山義元、近江の佐々木、豊後の大友義長(大友宗麟の祖父)によって創建。龍源の寺号は、大徳寺の山号・龍宝山の「」と、「松源一脈」(中国臨済宗松源派の祖・松源崇岳の禅を正しく継承するの意)の「」からとっています。

受付を済ませると最初に見るのが書院です。

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日本最古の種子島銃と、秀吉と家康が対局した碁盤が展示、また、蛙の置物が愛嬌があって面白かったです。

ここには小さいながらも庭がありました。メインではありませんが、滹沱底(こだてい)と言い、別名が阿吽の石庭と言います。

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書院の軒下にある庭園です。ここで使われてる石は、秀吉の聚楽第のものと伝わっています。

そのまま書院の奥に進み方丈に出ました。

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室町時代の禅宗建築として最古と伝わる方丈で、国の重要文化財に指定されています。

時計回りで見て回ります。先ず礼の間からです。

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基本的には、玄関に近い部屋が礼(らい)の間です。和尚や修行僧が一般の方を迎えるためのものでしょうか。この襖絵は「列仙の図」と言い、室町時代如拙門下周文の弟子、等春の筆によるものです。

次ぎが室中の間で仏間を兼ねています。

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方丈の中心で、住職(和尚)が禅の教えを説く部屋でもあります。ここの襖絵は「龍と波」図ですが、年代や筆者は不明だそうです。

その次が檀那の間です。

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檀家と和尚がお茶を飲みながら懇談した部屋。

ここで方丈の北側に移動し、最初の部屋が衣鉢の間です。

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上間の間とも言い、日常の居間として使われました。

そして一部屋飛ばして書院の間です。

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下間の間とも言い、公式の賓客と対面する応接室のようなものです。ここには「白蔵主」の屏風図がありました。

先に方丈を見ましたが、ここはやっはり庭が綺麗で特徴があります。方丈南庭の一枝坦(いっしだん)から。

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昭和初期の作庭。中央の苔生した亀島が目立ちますが、主題は中央右よりの蓬莱山です。開祖・東渓禅師が悟りを得たときの「霊山一枝之軒(りょうぜんいっしのけん)」から名付けられました。

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どうしても苔生した亀島が目立ってしまいます。かつて樹齢700年の山茶花が植わってましたが、40年前に枯れてしまったそうです。

8年前に訪れているので、あの特徴ある南庭は覚えてました。そして方丈の西側に移動すると開祖堂がありました。この前の苔に覆われた庭を鶏足山(けいそくざん)と名付けられています。

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禅宗寺院でよく見かける開山堂だと思いました。パンフを見ると、開祖・東渓禅師の塔所と書いてあります。南北朝・鎌倉・室町初期時代の禅宗様の粋を取り入れた昭和の唐様木造建築の代表作だそうです。

さらに方丈北側に移動すると、そこには龍吟庭を目にします。方丈の北側ですが、こちらが主庭なんです。

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三尊石組からなる室町時代の枯山水庭園です。先ず杉苔が大海を表します。中央に高く傾斜している奇岩を須弥山(しゅみせん)、前の丸い板石を遙拝石(ようはいせき)となっています。

古来、禅宗寺院の南側は、かつては儀式のための場でした。そのため庭は本来、住持の居住する場所である方丈北側や東側に付属してました。

最後が方丈東側にある日本最小の石庭、東滴壷(とうてきこ)です。

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白砂敷きのなかに5つの石を、3対2の石組みに分けて配置されています。1960年(昭和35年)の作庭で現代の壺庭の傑作と言われています。

あまりに小さいので通り過ぎる所でした。それにしても、ここの庭の読みにくいこと。細かい所まで覚えてなかったので来て良かったです。ここの方丈南側に座って9時45分になるまで待ちました。50分ぐらいここに居るつもりでしたが、龍源院を出ることにしました。次はいよいよ孤篷庵です。つづく。

【龍源院 一枝坦】

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