平成30年度「春期京都非公開文化財特別公開」 法傳寺へ

5月2日(水)は伏見にある春期京都非公開文化財特別公開を回り、酒蔵で美味しいお酒をいただく予定をたててました。しかし、当日の天気予報は昼前から雨、それも大荒れと出ていました。本日の予定は空模様と相談しながら・・・と言うことで、先週に引き続きJR嵯峨野線で京都駅に行き、そこから近鉄電車に乗って、「丹波橋駅」で京阪電車に乗換え「中書島駅」までやって来ました。先週は中書島の次の駅である「淀駅」で下車しましたが・・・。

伏見は土地勘がありません。一応市バスのダイヤは調べましたが、次の目的地の寺院には市バスで行けないこともありませんが本数が少ない・・・ので、タクシーで向かうことにしました。目的地を言うと、さすがに地元のタクシー会社の運転手さん、ご存じでした。そして約10分ぐらいで到着したのが、平成30年度 春期京都非公開文化財特別公開 法傳寺です。

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降ろしたもらったのが本堂の裏側(東側)でした。そこには法傳寺の檀家さんが座ってて表に回るように案内されました。

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東から西へと移動する途中に本堂が見えました。観光寺院でもない法傳寺は今回、初公開されたので是非行きたかった寺院の一つです。

ここには8時50分に着きました。先週の妙教寺が10分前に受付されたので聞いて見ると・・・「9時受付まで待って下さい」と。ここは固い・・・融通が利かないようです

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10分も時間を潰すのは結構しんどいものです。法傳寺の正門である西側に回り込み山門を撮りました。ここにも法傳寺の檀家さんがスタンバイされてます。

ここは中書島の駅から離れているし、バスのアクセスも良い方じゃありません。よって車で来られる方のため、駐車場の整理をされてるのでしょう。

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山門から真っ直ぐに伸びる石畳を進めば本堂で西向きに建っています。その前に受付があって9時まで待ちました。

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この日は天気予報も良くなかったこともあって、9時受付には私だけでした。他の人は誰も来られないので昨日の模様を聞いてみると「昨日は受付前に数名が並ばれてました」と。

9時に“京都和敬会”からいただいた招待券を差し出し堂内に上がります。靴を袋に入れ堂内に入ると左手に臨時の納経所があって朱印をいただきました。「今日は住職が不在のため、書き置きしかありませんが」と言われましたが、天気が荒れるとの予報で、大きい傘を持参してきたので朱印帳を持参してませんでした。もちろん書き置きでOKで4種類(特別拝観の期間み授与、薬師・阿弥陀・木魚・戊辰役))いただくことができました。それでスタンバイされてる学生さんのガイドさんに案内をお願いしました。私とのマンツーマン・・・です。

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お堂の中央内陣に、本尊の阿弥陀如来坐像(鎌倉時代の作)が安置されています。案内は約4分弱で、法傳寺の歴史や木魚念佛の話、最後は戊辰東軍戦死之碑について話されました。

法傳寺(ほうでんじ)の正式名称は、瑞華山 薬師院 法傳寺といいます。726年(神亀3年)に行基菩薩が開かれました。第45代聖武天皇が諸病平癒のため勅願所(祈願寺)として、行基に薬師如来像を安置し仏餉田(ぶっしょうでん)500町を賜り“法田寺(ほうでんじ)”と名付けられました。当初、真言宗でしたが、知恩院十一世円智(えんち)上人が、当地に阿弥陀堂を建立し念佛弘通(ねんぷつぐずう)に務めたことから寺名を“法傳寺”と改め、宗派も浄土宗となりました。

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本堂の左に安置されてる薬師如来坐像(平安時代の作)。その後には十二神将像が、壁側には四天王像と不動明王像が安置されてました。

江戸時代中期になると不退圓説(ふたいえんせつ)上人が、この寺で初めて木魚念佛というものを始められました。木魚とは元々、起床や食事を知らせる鐘のような役割をしてましたが、その木魚を念佛で使用することに批判を浴びますが、江戸時代後期には認知されるようになりました。今では普通に見られるお寺の勤行の作法が、実は江戸時代には異端とされていたんです。

最後に、戊辰東軍戦の話をされ、この法傳寺は野戦病院のような有様だったみたいで、その戊辰戦争遺物をガラスケース越しに展示されていたので見させて貰いました。(刀剣・砲弾など)そして、堂内を何度もじっくり見させて貰いましたが、10分弱で出て行きました。

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山門の左手には「戊辰東軍戦死之碑」の慰霊碑があります。案内でも聞きましたが、法傳寺境内は避難所として死傷者の受け入れを行い、さながら野戦病院のようであったと聞きました。

1897年(明治30年)東軍(幕府軍)慰霊祭の際に建立された慰霊碑は、1868年(慶応4年)年1月3日に東軍(幕府軍)は多数の死傷者を出し敗走したんですね、その負傷者の手当を法傳寺境内で下鳥羽の民衆が行ったでしょう。写真は拝観前に撮ったもので、本堂から出たら裏側に回り元の道に出ました。結局、私だけでしたが、この後、多分拝観に来られるのでしょう。9時10分には次の目的地に向かって歩き出しました。ここには30分ぐらいを予定してましたが、あれだけでは・・・ね。結局6分ぐらいで出てきましたが・・・これでもゆっくりした方です。

【法傳寺】

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