聖武天皇が大仏建立に託した願いとは 東大寺 大仏殿へ

5月23日(木)は、2007年(平成19年)8月16日以来、訪れてなかった奈良 東大寺大仏殿に行きました。本当の目的は、奈良国立博物館が開館が9時30分だったので、その前に大仏殿に来た訳です。

ただ、奈良在住の人に聞くと、「東大寺はいつ行っても混雑しているよ」と、聞いたので、それなら出来るだけ早く行って見ようと思い、京都駅を7時10分発車する、“橿原神宮前行特急”に乗り、大和西大寺に7時41分に着くので、そこで下車します。そして7時47分に発車する各停の近鉄奈良行きに乗り換えて、7時52分に着きました。そこから足の怪我の具合を考慮してタクシーに乗って、東大寺参道前で降ろして貰いました。

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大仏殿の近くまで行けるみたいですけど、どうしても南大門を見たかったので、参道を歩くことにしました。

8時5分頃に参道を歩いて行くと、早速鹿がお出迎えです。可愛い鹿を見ながら南大門を目指して歩いて行くと、中国人観光客の団体が現れました。

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痛む膝を引き摺って急いで団体さんの前に出て、写真を撮りました。中国人観光客は、ガイドさんの説明を聞いてます。その隙を狙った訳です

1203年(建仁3年)に竣工した鎌倉時代の建物。外見は二重門に見えますが、中は上層まで吹き抜けになっています。

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ここで見過ごすことが出来ないのが、運慶・快慶らによる「国宝・金剛力士(仁王)像」でしょう。写真右が「阿形像」、左が「吽形像」です。

高さ8㍍、重さ7㌧、阿形像と吽形像の二体の仁王像。浮き上がる血管、逞しい筋肉、武士を思わせる力強い姿。運慶と快慶が阿吽の呼吸で造り上げたことが近年の研究で分かってきました。平成の解体修理で、いくつものパーツ(2体合わせて6102個)を分業で造り上げたのでしょう。運慶率いる20数名の仏師が、着工から69日で完成。戦の世が無くなることを願い、平和を願った運慶の執念が、この世の悪を全て退ける仁王像を造り上げました。

この像の迫力には圧倒されます。東大寺の入口にある南大門に恐ろしい顔で立ちはだかっていますね。1180年(治承4年)に焼失した大仏の復興事業として1203年(建仁3年)に完成しました。

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南大門をくぐって、正面にある中門を見てみると、この時間でも驚くほどの修学旅行生が列をなしてます。

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中門に向かって歩いて行くと、二月堂の参道がありますが、こちらは後程行きます。拝観入口は、中門の左側にありますが・・・。

回廊の左端に拝観入口がありますが、多分・・・小学生でしょうね修学旅行生の列が長く続いています。この後ろに並ぶのはありえないので、入口から入って個人用の受付で拝観料600円を納め、列の先に進みます。

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中門の前で、団体さんは記念撮影されるので、私は先を急ぎました。そして正面から雄大な「金堂(大仏殿)」に向かいます。

創建から2度にわたって焼失し、鎌倉と江戸時代の1709年(宝永6年)に再建されたもので、間口が創建時より約3分の2に小さくなっています。それでも現在、世界最大級の木造建築です。

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手水舎には、学生さんが集まってて、これでは寄って行けないので、堂内に入ります。やっぱり“奈良の大仏さん”を早く見たいです。

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2007年(平成19年)8月16日以来、久し振りにご対面です。やっぱり大きいですね、何度か来てますがゆっくり見て行きます。

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こちには「鴟尾(しび)」と言って、奈良時代の建物に載っています。魔除けや防火のまじないの意味があるそうです。こちらは昭和の大修理に降ろされたものです。

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“大仏さん”の左隣には、「虚空蔵菩薩」が祀られています。こちらも7㍍もあり巨大ですね。1752年(宝暦2年)に完成しました。

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お堂の西には四天王像である「広目天」で西方を守っています。また、手前には持国天と、増長天の頭部のみ残されています。1799年(寛政11年)に完成しました。

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“大仏さん”の後方から。光背を後ろから見るのは珍しいですよね。光背も巨大です

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創建当時の東大寺が模型になってました。驚いたのは、創建当時は、西塔と東塔があったようですね。

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堂内の北東角には、小学生が一杯。その小学生を掻き分けて「多聞天」を撮りました。

この辺りの柱に穴が開いていて、この柱の穴をくぐり抜けると「無病息災」「祈願成就」のご利益があると言われています。私も、子供の頃はくぐった記憶がありますが、今は無理でしょう。小学生が一列になってくぐってました

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“大仏さん”の右横(東側)には「如意輪観音」が祀られています。高さ7㍍もあり、1738年(元文3年)に完成しました。

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久し振りに来たので、授与所で御朱印もいただけました。まだ8時20分でしたが、書いていただきました。

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国宝「盧舎那仏」です。台座も含めた高さは15㍍もあり、顔の大きさだけでも5㍍もあります。

大仏は、右手を軽く挙げる“施無畏印”、左手は下げて左膝上で“与願印”を結んでいます。頭部の螺髪は、創建時には966個もあったと言われています。

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堂内を一周して、出て行きました。正面を見ると、南大門の前で追い抜いた中国人観光客がやって来てました。ガイドさんが熱心に説明されているので時間がかかっているようです。

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何気なく撮った「金銅八角燈籠」でしたが、国宝でした。創建当時を偲ばせる数少ない遺品だそうです。

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まだ8時30分にもなってないので、この混雑です。土曜日や日曜日の混雑状況は想像できますね。帰りは“手水舎”を撮りたくて、空くのを待ちました

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中門から南大門を見ています。この中門には、多聞天と持国天が祀られていたようで、見損ないました

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帰りは、回廊の東側から出るコースになってますが、これは昔から変わらないです。最後に国宝の金堂(大仏殿)を撮って出て行きました。

今日は朝から暑いです。これから午前の涼しい間に少しばかり回ります。つづく。

【東大寺 大仏殿】

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