第44回 京の夏の旅 文化財特別公開 藤野家住宅へ

京都御苑を間之町口から出ると、丸太町通りを渡ります。そして高倉通りを少し下がった所にあるのが、この日の目的地である第44回 京の夏の旅 文化財特別公開藤野家住宅です。

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9時55分に着くと、まだ門は閉まっていました。門の前で待っていると係の方より「10時まで待って下さい」と。その間に2組が来られたので、計3組が門が開くのを持ってます。

CIMG9964.jpgCIMG0031.jpg入ると、いきなり右手に「茶室」がありますが、ここは帰りに見学することにし、まずは受付のある玄関を入ります。

玄関を入ったところに受付があるので、600円の料金を払います。受付からは「写真は、何処を撮って貰っても良いですが、2階から近隣の家などは写さないで下さい」とありました。

CIMG9982.jpg内玄関から入ると、手前に「居間」奥に「座敷」が、ガイドさんの話は“座敷”にて3組で聞きました。

CIMG9966.jpgこの座敷で話しを聞きました。外には庭が見えています。後程知ったことですが、ここは今もお住まいのなんですね。朝掃除して出て行かれ、夕方に戻って来られる・・・と聞きました。

京都御苑の南側、閑静な一画に建つ藤野家住宅(国登録有形文化財)は、1926年(大正15年)に白生地問屋の番頭格を務めていた藤野外次郎(ふじのそとじろう)が住まいの専用として建てた京町家です。高倉通りに面して高い塀(3㍍)を構える典型的な「大塀造(だいべいづくり)」の町家の秀作とされ、塀の内側に、平屋建の「表側棟」と二階建「居住棟」を「玄関棟」でつないだ造りとなっています。その棟の間には趣向を凝らした庭園を配し、表側棟は玄関を兼ねた四畳半の「茶室」となっており、数寄屋風意匠が取り入れられた瀟洒な佇まいで、門の脇に雪隠や供待(待合)を備えた前庭を茶室の露地として使えるように演出しているのもみどころです。

CIMG9967.jpgCIMG9974.jpg書院造りの座敷には「床の間」があって、そこには“付書院”と“沈潜り”があります。棚は“違い棚”では無く、水平に配されています。

床の間の掛け軸は、今尾 景年(いまお けいねん)の「落雁」で、南禅寺法堂の雲龍図で知られている画家さんです。住まいは現在、料亭「 懐石 瓢樹」になっています。

CIMG9969.jpgCIMG9973.jpgなお、この屏風図は、岸派の三代目の岸連山(きしれんざん)の作と聞きました。島原角屋さん所有の「桐に鳳凰図」でも知られています。

CIMG9976.jpgCIMG9995.jpgこの座敷にある“質実剛健の書”ですが、誰の作品か尋ねましたが、不明でした

CIMG9970.jpg次に庭を鑑賞です。その庭にある「土蔵」は1938年(昭和13)年に藤野外次郎還暦のお祝いに建てられたものだそうです。

CIMG9994.jpgこの住宅に3つある庭の「主庭」には、靴脱ぎ石には“鞍馬石”を使用。イロハモミジ、クロマツが植わっており、織部灯籠や蹲踞もありました。

CIMG9988.jpgCIMG9992.jpgCIMG0004.jpgガイドさんの話が終わると、2階へ上がることを言われますが、写真を撮りたかった私は、一人残って、誰も居ない1階の写真を撮りまくってました

2階へは一方通行で、登りと下りが決まっています。2階からは、まだガイドさんの話が聞こえるので、まだ案内は終わってないようですが、私も遅ればせながら上がることにしました。

CIMG0022.jpgCIMG0018.jpgCIMG0016.jpgCIMG0015.jpg2階へ上がると、まだ数名が見学されてましたが、皆さん降りられたので、再び2階も独占で見学できました

案内を聞きそびれたましたが、掛け軸は“今尾 景年”でしょうか。床の間には違い棚はありません。それは、その場所に上から花瓶を吊すフックがあって、その天井は網代編になっていました。

CIMG0012.jpgCIMG0009.jpgその反対側にある、衝立と屏風の作者は不明だと聞きました。いろいろ調べられたようですが・・・分からなかったそうです。

CIMG0010.jpgCIMG0021.jpgそとの景色は、近隣住宅を写さないように注意しました。そのためここから見る景色は、主庭ぐらいです。

CIMG0019.jpg居間は、現在もお住まいのため非公開です。参考までに台所も現在は改修されているので、今回の公開はありません。それにしても障子の絵柄も凝った造りになっています。

CIMG0005.jpg約10分ぐらい話を聞いてましたが、下から上がって来られる気配がしたので、私らは降りました。帰りは前途したとおり一方通行の階段を下ります。

CIMG9977.jpg階段を降りると、行きに見送った茶室などを見て行きます。その前に居間と玄関との間にある「中庭」です。京町屋特有の間口が狭く奥が広いので、風通しをよくするために設けているとか。

CIMG9980.jpgCIMG9979.jpg“中庭”の先に、「茶室」があって、これは入口からも見えますが、内玄関から見るとこんな感じですが、室内には入れません。

そこで、受付を通って再び靴を履いて外に出ました。最初で案内を聞いていた座敷には、この時間では多くの人が話を聞いてました。

CIMG0024.jpgCIMG0025.jpgCIMG0026.jpgCIMG0027.jpg茶室」の前には「手水鉢」があって、内部には登録有形文化財のレリーフもありましたね。

CIMG0037.jpgCIMG0030.jpgCIMG0028.jpgCIMG0029.jpg藤野家住宅の門をくぐり、右手には「中門」があり、その先は行けませんが、そこから表庭の露地庭園を見ることができます。

CIMG0036.jpg最後に「供待」です。茶室前にある“四阿”ですね。係の方が教えて暮れなかったら素通りしていたかも知れません。

CIMG0034.jpgここには10時31分に出ました。さほど広くない藤野家住宅では、ずいぶんゆっくり見させて貰った方です。

ここから車を止めているコインパーキングは近いので直ぐに戻り出て行きました

【藤野家住宅】

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