「鳥獣の石庭」が見所の法寿山 正法寺へ

大原野神社の一の鳥居のほぼ向かいに、真言宗 東寺派 別格本山 法寿山 正法寺の入口があります。以前、MBS毎日放送「美の京都遺産」で放送されたのを見た時から是非、行ってみようと思いつつ今日になりました。

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大原野神社の駐車場に車を止めたまま、こちらに来ました。せっかく400円も払ったんですが、こちらにも駐車場ありましたね、しかも・・・無料・・・でした

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この時、8時45分でしたがとりあえず行ってみようと思い、奥に進んでいくと朱塗りの「極楽橋」が、社家川に架かっています。その橋を渡り、奥に進むと・・・。

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のどかな洛西の風景がそこにありました。すぐそこに住宅街があるのに、まるで別世界のような・・・まだまだ奥へ進みます。

そのまま進むと、春日不動明王堂があります。

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階段を上がって、お堂の前まで行きましたが、こちらの内部は後程、拝観料を納めたら堂内にお参りできたので、堂内の模様は・・・後程

また、この不動堂の西に祀られているのが春日稲荷社で、本殿の前までお参りできますが、堂内に入ってもお参りできるので、その模様も・・・後程

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最古の"お稲荷さん"だそうで、商売繁盛、福徳授与の御利益があるとか・・・案内では、稲荷神の称号は、元を正せば春日禅坊(かすがぜんぼう)・・・今の正法寺だそうです。

まだまだ9時にならないので、今度は境内の北東にある京都市指定有形文化財の正法寺遍照塔(旧忠魂堂)まで、やって来ました。ここから先程訪れた不動堂や稲荷社も見渡せます。

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1908年(明治41年)に日露戦争慰霊のため高台寺南側の広場に建設されてたものを、2010年(平成22年)に移築されたものです。

結構、広い境内でした。時間を充分に使えたので、これからいよいよ拝観受付まで行くことにしました。先ずは山門をくぐってみると・・・。

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この前庭・・・枯山水庭園が、これまた綺麗なんです。大手水鉢がありましたが、江戸中期のもので、大坂商人"鴻池家"伝来のものとか。

この時、8時55分でしが拝観受付に行くと・・・閉まっています。呼鈴はありますが・・・ここは常時拝観受付されているので、9時まで待つことにしようと・・・思ってたら、後から声を掛けてもらいました。庭師の方が「呼鈴押せば良いよ」と。それで、安心して呼鈴押すと中から人が手で来られ、拝観料300円と朱印代金300円を納めて本堂に向かうと・・・。

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ここから堂内に入ります。この時は閉まっていますが、帰る時は開け放たられています。そこで靴を脱いで上がると、堂内で住職さんが朝のお勤めをされているので、先に南側の宝生殿から先に行くことにしました。

本堂をスルーしましたが、この正法寺の見所は庭園です。本当は桜の咲く時期が一番良いのでしょう、しかし、遠くに京都市街地が見えてて、手前には綺麗な枯山水庭園が広がっていました。

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遠くの東山連峰を借景に、白砂に浮かぶ巨石は、動物を表しています。象、梟、鸚鵡、兎、土竜、蛙、亀、犬、獅子、蛇、栗鼠、羊、ペンギン・・・等々・・・まるで鳥獣戯画の世界のような・・・ここは極等浄土を表した浄土庭園なんですね。

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宝生殿の南側には「千原池」がありますが、奥様のお話で、昨年かどうか聞き忘れましたが、大雨により縁側が崩落し、現在修復工事中・・・回復する時期が分からないそうです。

今日は、ここまで大原野神社と樫本神社、そして正法寺と来ましたが、朝早く来ても蒸し蒸しして暑いため、もう汗だくです。奥様に宝生殿のガラス戸を開けてもらったため、風が入ってきます。少し綺麗な庭を見て休憩しました。

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ここには「走り大黒天」が祀られています。この大黒天は、一刻も早く私達に福を授けに来ようと走っている姿をされています。

汗が引いたので、宝生殿を出ることにしました。次はやっぱり桜ですよね・・・と思いながらお隣の本堂に入りました。

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ご本尊は千手観音で、お顔の両側にまた別の顔があって、三面形式になっているですね、三面千手観世音菩薩とも呼ばれています。

ここはこれだけじゃないんです。ここに入ったのが本堂で、先に左に行きました。今度は右に進みます。右の扉を開けて入ると、そこは書院でした。

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この襖絵は「西山賛歌」と題して日本画家西井佐代子女史が精魂こめて描き上げたもので、書院に計17枚の襖に描きました。しかし、その後病のため亡くなれたそうで、絶筆になりました。

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書院から、まだまだ奥に行けます。先程外から見ていた不動堂の内部も行けそうですが、その前に水琴窟があったので、試してみると・・・距離が離れているのか殆ど分からなかったですね、残念

それで、水琴窟から振り向くと、宝生殿も見えてました。ここは外からも楽しめますが、やっぱり堂内に入るべきです。

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渡り廊下を進むと、突き当たりに不動堂があり外からは正面を先程見てました。内部には、堂内の南側の扉を開けて入ります。

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堂内の中央には春日不動像が祀られていました。少し腰をかがめると、恐いお顔の姿をのぞき見ることができます。

今度は、最奥にある春日稲荷社まで行けるみたいです。ただ、先程本殿前まで行っているので、下に降りるのか・・・と思いきや・・・。

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堂内から参拝するみたいです。靴は本堂前の下駄箱に入れているし、スリッパでも置いてあるのかと・・・思ってしまいますが、それなら無料で堂内に入られてしまうしね・・・。

ここには20分ぐらいで出て行きました。大変暑い日で、もう汗で全身が濡れてる状態で、ここには誰も来られないのも納得です。

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帰りには本堂も、開いてます。ここを出て拝観受付所で、頼んでいた朱印帳を受取、大原野神社の駐車場に向かいました。

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最後に、正門でしょうか勅使門でしょうか、分かりませんが、この門は出入り出来ません。外から撮って駐車場に向かいました。

754年(天平勝宝6年)奈良唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟、智威(ちい)大徳 が、この地で修練したのが始まりです。古くは春日禅坊と呼ばれていましたが、弘法大師が智威(ちい)の威光を世に示すため大原寺(おおはらじ)を創建します。しかし、応仁の乱で焼失。江戸時代初期に、恵雲・微円の両律師により再興され、「西山のお大師さま」として古くから親しまれてきました。江戸時代には、5代将軍・徳川綱吉の母・桂昌院の帰依を受け、代々徳川家の祈願所となりました。近年は、東山連峰を借景にした枯山水庭園の"宝生苑"は、庭石が動物の形に似せていることから「鳥獣の石庭」として親しまれています。

ここで汗をかきすぎたので、ここから他の西山を散策する計画をやめて、帰路に着きました。前途のとおり家族で食事をする予定にしてたので、帰宅してシャワーを浴びたくて帰る事にしたんですが、この日は暑すぎました。

【法寿山 正法寺 宝生殿】

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